VIRTUAL SHIZUOKA
Project
by
SHIZUOKA
PREF．
3次元点群データと新しい可能性。
New Challenges Begin in Shizuoka
静岡県が目指す
“VIRTUAL SHIZUOKA”構想とは ?
静岡県が未来に向けて仕掛ける
先駆的でダイナミックな取組。
激動化する時代における、数多の社会課題を解決に導く処方箋になるように。
未来に向けて、ここ静岡県から始める意欲的なチャレンジ。
３次元点群データによる仮想空間の創出。
オープンデータ化によるイノベーションの創発。
静岡県を丸ごとスキャンした仮想空間を、「３次元点群データ」によって構築しています。
データは「CC–BY ４.０」でのオープンデータ化により、誰もが自由に使えるデータとして無償公開。
デジタル社会の新たなインフラとして、より良い未来を目指します。
concept
街も。山も。道も。海も。
静岡県の全てを、
デジタルアーカイブ。
世界に名を馳せる霊峰富士山。日本人のDNAに根ざす雄大な茶畑。
ここ静岡県には、豊かな自然環境とそれに調和する営みの街があります。
「この美しい静岡県の全てを保存できないだろうか？」
３次元点群データでデジタル上のアーカイブを行う取り組みは、
まるで静岡県の瞬間冷凍保存のように、街の記憶を記録します。
concept
浮かび上がるは、
縮尺１分の１の
デジタル県土。
測量技術により得られた「３次元点群データ」だからこそ、
現実と全く同じ大きさ・規模で空間を再現することができます。
産業・建設・観光・交通・防災・・
あらゆる分野の発展を支える基盤データとして、
まちづくりやビジネスに貢献することを目指します。
画像提供：鈴木雄介氏
5000億以上の点が紡ぐ、
無限の可能性。
座標データの集まりである３次元点群データ。
VIRTUAL SHIZUOKAでは、約３０TB以上のデータを公開しています。
トータル点数（LP）
500,000,000,000
Points
or more
公開データ容量
30
TB
over
データ整備エリア
人口カバー率
7,200
/
k㎡
k㎡
100
7,777
％
静岡県全域面積
（2023.10月時点）
空から、車両から。陸上も、水中も。
あらゆる手法でデータを取得しています。
VIRTUAL SHIZUOKAでは、主に３つの手法により県広域の点群データを取得しています。
航空レーザ計測（LP）では、小型航空機により上空約２kmから地上にレーザーを照射し、地上のデータを計測。
航空レーザ測深（ALB）では、波長の異なるグリーンレーザーにより浅い水域のデータを取得。
移動車両計測（MMS）では、道路面および、道路周辺の超高密度なデータを取得します。
航空レーザ計測
（LP）
地面・建物・樹木など
航空レーザ測深
（ALB）
浅い水域（海岸、川）
移動車両計測
（MMS）
道路面、道路沿線
高密度、色付き３次元点群データ。
１点１点に、平面直轄座標系に基づく緯度経度標高の３次元の位置情報を持っています。
さらに、RGB色データ（LPおよびMMS）、受光強度、クラス分け情報のデータも付与しています。
全国的にもトップクラスの点密度にて取得
LP 計測密度
16
点/㎡
以上
ALB 計測密度
1
点/㎡
以上
MMS 計測密度
400
点/㎡
以上
３次元点群データだからこそ分かる
精微な地表面の情報。
樹木や建物で跳ね返るデータ以外にも、木々の隙間から地表面のデータを取得することができます。
こちらの浜松の光明山遺跡では、木に覆われて分からない遺跡の形状をはっきりと識別することができます。
地形の情報を必要とする、土木測量、文化財調査、森林調査への活用を進めています。
画像提供：（株）フジヤマ
WEB上で点群データを見てみよう。
専用のソフトを使わずとも、WEB上で簡単にご覧いただけます。
また、LPデータはサイト上でデータを確認しながらダウンロードを行うこともできます。
「東京都デジタルツイン実現プロジェクト」との連携。
東京都が主導する都のデジタルツイン事業では３D都市モデルの他、点群データの整備を進めています。あらゆる情報を一元管理する都のWEBプラットフォーム上に、静岡県の３次元点群データを搭載。共有のビジョンを描く自治体連携による初の試みを進めています。
全国に先駆けて
点群データによる
デジタルツイン環境を
構築しています。
2019年度 静岡県 富士山南東部・伊豆東部 データセット 公開
2020年度 静岡県 伊豆西部 データセット 公開
2021年度 静岡県 中・西部 データセット 公開
2021年度 静岡県 富士山および静岡東部 データセット 公開
2023年度 静岡県 北部（南アルプス） データセット 公開
2019年度 取得・公開
2021年度 取得・公開
2020年度 取得・公開
2023年度 取得・公開
2021年度 取得・公開
VIRTUAL
SHIZUOKA
DATASET
オープンデータで
広がる可能性。
オープンデータ
だからこそできる
イノベーション。
Released as opendata
誰もが
無償で使えて
自由に加工できる
商用利用OKなデータです。
まだまだ少ない「誰もが自由に使えるデータ」。
VIRTUAL SHIZUOKAのデータは、クリエイティブ・コモンズ（CC-BY４.０）に基づくオープンデータとして公開しています。
研究から趣味、教育にも、安心して使えるデータです。
RAW DATAで。
多様なデータを公開。
３次元点群データは取得時からノイズを取り除いた生データ（RAW DATA）のほか、計測時に取得したオルソ画像や点群データから作成した微地形表現図、等高線データ等も公開しています。
オリジナルデータ
グラウンドデータ
オルソ画像データ
等高線データ
グリッドデータ
微地形表現図（中西部のみ）
それ以外にも・・
水部ポリゴン
走行軌跡データ（MMS）
：
データをダウンロードしてみよう。
VIRTUAL SHIZUOKAのデータセットは、
Webサイト「G空間情報センター」にて公開しています。
⇧活用事例集はこちらから！
USECASE
広がる活用事例
デジタルツイン時代における新たな基盤データとして、
静岡県のデータの広い活用を目指しています。
データの活用を進めることで業務の進め方や、生活が楽になり、
より良く暮らせる地域を作ることを進めています。
静岡県の本取り組みに、興味を持っていただけましたら、
お気軽にご連絡・ご相談お待ちしております。
お問合せ
静岡県 交通基盤部 建設政策課 未来まちづくり室
mirai@pref.shizuoka.lg.jp
054–221–2497
© Shizuoka Prefecture.